2009 年 9月 3 日 木曜日

ある夏の日!

夏の日差し浴びながら、昼の茶会に韓国の人たちが体験見学にやってきました。
下記の記事は、わたしなりに学んだこと感じたことを書いてみました。

露地は、茶の一会が催される茶席という聖域へ向かう空間が露地なのです。
俗世間から離れ、無の境地になる茶度へ向かう空間が露地なのです。
その露地は、植栽、蹲や飛び石により構成されています。
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お招きする亭主は心を込めて露地の掃除をします。つくばいに清水を張り、
飛び石ひとつひとつに打ち水をし、お客様を迎えます。水に濡れて深い色を
帯びた飛び石が続く景色を腰掛待合からながめると風情が漂い、茶席への誘(いざな)いに
心地よい緊張感をもたらしてくれます。世俗の塵(ちり)を捨てて身も心も清浄になるため、
それぞれに大きな役割があるのです。
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茶室「数奇家(すきや)」
対称性を基本とする西洋などの美学に対して、室内を飾る軸や置物などの配置が
左右あるいは上下が不揃いであればこそ見る者に生き生きとした心の動きを
よびおこすという非対称の美学を語っています。こうした理念にもとづいて入念に
構成設計されたのが茶室であり、そこにおいて人は三昧境(さんまいきょう)に入るのです。
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もともと中国において薬として用いられ、やがて高尚な飲み物として
愛好されるようになった茶は、十五世紀頃、日本に伝わってからはついに美を崇拝(すうはい)
する茶道に大成されました。茶道の根本は、日々の暮らしの中に美を見出し、心の平安を
求める営みということです。
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茶会後に、先輩におもてなし・・・服加減いかがですか!e3828fe3819fe38197

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